VISMA IMAGE

企業セミナーの事例「フォトレタッチの基本編」

複雑そうに見える画像編集も簡単な基本テクニックの組み合わせで表現されています。第一弾では実践で頻度の高い基本テクニックの習得を目指します。


【研修目標】

デジタル画像の編集から運用まで、クリエーターのキャリアアップに繋がる統合的な知識とテクニックの習得を目的としたセミナーです。写真専門学校のレタッチの講義を社会人向けにアップデートしたカリキュラムで、現場ですぐに役立つ知識とテクニックの習得を目指します。基本編ではレタッチで必ず使う厳選されたテクニックとルールを紹介します。

【カリキュラム】※ 1日5時間を午前午後を通しての受講となります。
午前 (10時〜12時)「Photoshopとデジタル画像の基礎」
水彩で絵を描くには絵の具を混ぜたり水で薄めたりしますが、デジタル画像はどんな風に色を扱えば良いでしょうか?Photoshopの操作を覚えてもデジタルという画材の特徴を理解しなければ上手く使いこなせません。前半はデジタル画像特有の色の使い方から、仕事で関わることが多いwebや印刷の色の扱いについて理解を深めます。

・Photoshopのカラー設定 (webと印刷は変えた方が良いの?)
・画像データを開く→保存する(開くときに出てくるダイアログの大切な選択)
・デジタル画像の色を理解(RGBとCMYKは一緒に覚えます)
・必要色と不要色(デジタル特有の色の操作方法)
・グレーバランスの活用(グレーという色の定規でリアルな色へ)


午後 (13時〜16時)「実践で役立つテクニックと運用ルール」
仕事でPhotoshopを使いこなすのに、分厚いマニュアルの全てを理解する必要はありません。いくつかのツールの組み合わせで、クリエイティブに必要な大概の表現は実現できます。後半では画像運用のルールと、Photoshopの核となる操作を習得します。今まで使っていたツールの意味を理解することで、相乗的なテクニックの発展を目指します。

・カラーマネジメント(正確な色を見る方法)
・色調補正ツールの基本/トーンカーブ(主な色調補正ツールとテクニック)
・レイヤーとレイヤーモード、レイヤーマスクの基本(知られざるレイヤーの世界)
・その他、よく使う基本ツール(スタンプツール系、覆い焼き・焼き込みブラシを主に)